老いも若きも

暮らしの中で

最近の物価高は凄まじい その背景はというと 主に原材料価格の高騰や円安

そして人件費の上昇が複雑に絡み合って発生しているものらしい

特に食料品やエネルギーなど生活必需品の価格上昇が 一般家庭の家計を徐々に蝕んできており

そこへ実質賃金や年金額の低下とあっては その生活はひとたまりもない

そうした中 さらに社会保険料の負担増加というものも 高齢者にも若者にも非常に大きい

高齢になれば 年相応に病院通いは必要だが 

どうも用もない高齢者の病院通いが 若者の生活を苦しませているらしい

世間一般からすれば 大病をした もう老い先短かい我々などのケアなどは

それほど一生懸命でなくてもいいはずなのに

日本の医療はなぜかもったいないほど とことん面倒を見てくれてしまうようだ

最近読んだ内舘牧子さんの「老害の人」の本によれば

我々のような高齢者は たとえ死の淵を彷徨って生還したとしても

そのあとはただ息を吸って吐いているだけ

そうなれば その力とやらをジジイやババアじゃなくて

若い病人に回す方が よっぽどいいんじゃないかとさえ思えてくる

今はそれでも元気だが 我々もじきに他人の力を借りなきゃ生きられなくなる

そう思えば その時までは 何とか支えてくれている若者や

我々よりもちょっと大変な高齢者のために ここはほんの少しでも役に立たなければと

考えざるを得ない

出来ることを できる範囲で そしてほんの少しだとしても

今を頑張って生き抜こう 大層だが そう考えてもいる

では、

エンジョイ 老いも若きも

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