人間ドック2日目

暮らしの中で

やっぱりよく眠れなかった

2日目の検査は午前中だけとは言うものの あの胃カメラが待ち受けている

いつも思うのだが あんな太い物が喉の奥を通って 食道や胃や腸まで

入って行くことが信じられない

もう想像しただけで“オエッ~”だ

8時50分、ついに呼び出しがきた

体温 36.8°  はまあまあ 血圧はと言うと何と165-95  昨日の正常血圧はどこへやら

“白衣高血圧”ならぬ“ビビり高血圧”だ(情けなっ!)

看護師曰く 「検査前ですから180位まで大丈夫ですよ」と さらりと

喉の麻酔をして左向きで横になると すぐさま先生がやってきた

「4年ぶりですか?」と少し間を置いて「まあ心配でしょうけど心配ないですよ

何せ短時間ですから」などと そっけない

抑揚のない低い声が その不安をさらに増長させる

そっちはカメラを入れる側だから簡単に言うが こっちは強引に入れられる方だ

この苦しさがわかるか?などと思いつつ 息を大きく吸うが

なかなかカメラがうまく入っていかない

「もっと力を抜いて」と言われるが 力など抜けるはずがない

やっと入ったかと思うと 今度は 「オエ~っ」「グエ~っ」を連発

嘘とも慰めともつかぬ「もう終わりますよ」と言われてからも なかなか終わらない

恥ずかしいが その間、ベットの枕には涙と涎がだらだらと大量に垂れ流しだ

前処置10分 検査自体は5分なのだそうだが 恐怖のこの15分は

とても短時間などと言えるシロモノではない

よく気絶しないで済んだものだと 自分を褒めてやりたい

少しは慣れたらどうかと周りからは言われるが 生理的に受け付けないのだから

こればかりは慣れることはないし 人が言うところのコツなど掴める気もしない

いつもこんな具合だから いつも思う 「もうしばらくは ドックなんかやるもんか」と

「これからは出来るだけ健康でいよう」と 固く心に誓う

最後の医師との面談で 早食い禁止 週2回の休肝日

毎日の運動習慣 を約束させられて一泊2日のドッグは終了

加齢による衰えはやむを得ないが 病気にならないために 苦しむことがないように

早期発見 早期治療 今日のところはよく休んで よーし 明日から早速実践だ

この繰り返しをよくも飽きずに もう何年続けてきただろうか

では、

エンジョイ! 人間ドック

#人間ドック#胃カメラ#健康

コメント

タイトルとURLをコピーしました