憧れのリゾート地として名高い インド洋に浮かぶ美しい国モルディブ共和国
エメラルドグリーンの海に水上コテージが並び 一度は行って見たい世界屈指の観光地だ
スリランカ南西のインド洋に浮かぶ26の環礁や約1,200の島々から成りたっている国だが
海抜の最高が2.4mという平坦な地形であるため 近年の海面上昇と珊瑚礁の死滅により
今 国土が消滅する危険にさらされている
海面が1メートル上昇すると国土の80%が失われるとも言われている
モルディブのソーリフ大統領は 今年11月に行われた国連気候変動枠組条約会議
(COP26)で訴えた
地球温暖化の影響で 世界の海面推移は今世紀末に最大0.63~1.01㍍上昇すると予測されており
平均海抜が1.15㍍のモルデイブの国土はそのほとんどが水没してしまう事になる
どうか地球温暖化を止めてほしいと
モルディブと日本との関係は深く 1987年には
サイクロンによる高波でマーレの首都機能が
麻痺したことを受けて 日本政府が緊急援助・災害対策支援を行ない
15年間に約75億円をかけてODAによる護岸堤建設を行なった
完成後の2004年には スマトラ島沖地震による津波が襲来して
首都マーレの約2/3が冠水したが この護岸堤により
津波による死者は出なかったといわれている
その後の2011年3月11日の東日本大震災に際しては
救援物資としてモルディブ政府からツナ缶8万6400個
市民が持ち寄った義援金700万ルフィア(約4,600万円)と
ツナ缶約60万個が送られたという
市民が持ち寄った缶詰は 缶切りなしで開けられるよう
同国内の加工業者がいったん引き取ってプルトップ缶に詰め替えた上で
日本に送られたのだそうだ
日本も同じアジアの島国であり SDGsの理念のもとで
手を携えて地球温暖化の解決に向けた積極的な活動をしていきたいものだ
では、
エンジョイ! モルディブ共和国
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