南の空へ

暮らしの中で

久しぶりに 雪の山里を離れ 南の島を訪ねた

出発する時 道路脇にはつい最近に降った雪が 所々に残っていたのに

飛行機を降り立ったその地は ビックリするくらいの別世界

なにせ 最低気温は朝方の18度 最高気温は日中の26度だ

青い海 青い空 街は半袖姿の人々が行き交い 

直前までダウンを着て 動くことさえ億劫がっていた自分がにわかに信じがたい

でも この空は間違いなく 自分が住む山里の空とも

ひとつにつながっていることを思うと 何だか不思議だが嬉しい

お金はかかるが ようやく異郷の地を訪ねて 感動を味わうことが可能となった

コバルトブルーの青い海 島を結ぶ風光明媚な橋を渡りながら

大いに爽快感を満喫することができた

折しも今日 うれしい孫娘の高校合格の報せが舞い込んだ

春はもう すぐそこまできている

新しい季節に まだまだ元気で 「余生」 ではなく 

自由で本当の生である「本生」のこの時期を 自分らしく 軽やかに駆け抜けたい

では、

エンジョイ 南の空 異郷の地

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