九月という季節 あれほど暑かった夏が終わりを告げる時がついにやってきた
水蒸気を多く含む太平洋高気圧に代わって 今度は乾いた移動性高気圧が大陸からやってくる
秋は春と違って塵や埃が極めて少ないために 空気が澄み渡り空が青さを増すのだそうだ
空を高く感じるのもそのためだ 澄み渡った空気は浅間山や蓼科山の輪郭をはっきりさせ
山々を遠くに見ながらのいつもの散歩にも 自然と力が入る トンボが秋の空を飛び廻り
道端には いつの間にか人の背丈ほどのコスモスが花を咲かせ 行く道をずっとずっと
先までピンク色に染めている その脇の青々としていた田んぼは次第に黄色みを帯びて
稲穂が首を垂れている 暑さに耐えた後にやってくるのはお待ちかねの実りの季節だ
また厳しい冬がまたやってくることを考えると ちょっと憂鬱だが 清々しい実りの秋を
大いに満喫することにしよう 今日もだが ここにきて急に平均気温がぐっと下がっている
この先の一週間は秋雨前線が停滞するようでグズついた気候が続くらしい
この前線を挟んで南からの夏の空気と北からの秋の空気がしばらく南北で押し合う形が続くが
次第に前線は南下し やがて本格的な秋の到来となるのだそうだ（ヘ～だ）
あれほど豊富だった夏野菜もようやく成長が止まり ようやく需給バランスが取れてきた
例年通りこの時期に撒いた大根も ここのところのお湿りのおかげで新芽が出揃った
しばらくすれば さつまいもの収穫 秋のきのこなどの山の幸も楽しめる
こんな風に 自然の移ろいを肌で感じ 自分がブログや日記に記すことなど
かつては考えもしなかった 現役を退く 歳をとるということはこういうことか
な～んて考えたりもする今日この頃だ どこまでも青く澄み渡る九月の空を見ながら
大自然を満喫しつつ充実した日々を過ごして行きたい
では、
エンジョイ！ 九月の空
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