“こだわり”ということ

暮らしの中で

他人にはもちろんだが 夫婦にも 家族にも 友だちにも

人にはどうしても譲れないことやこだわりというものがあるらしい

自分では考えたこともないし 普段 気にも留めないことが

実は相手にとっては とんでもなく大事なことであったりするようなのだ

例えばだが こんな人を知っている

店で買った缶ビールやおにぎりを さあ皆んなで食べようとした時だ

ちょっと待ってとばかりに カバンから突然

アルコール除菌のウェットティッシュを取り出した

しかもそれはジャンボサイズ  専用のものでもあるらしい

そして 手でも拭くのかと思いきや プルトップや飲み口 缶の底まで

またおにぎりもラップされた表面をぐるっと一周 二周

それは それは 丹念に 丹念に 拭き取る 拭き取る・・・  

あっけにとられていると

本人曰く そうしないと絶対に飲めないし 食べられないのだ と言う

思わず 心の中でだが 「普通 そこまでする?」とついつい・・・

だが そう言えばこんな人も・・・

人が握ったおにぎり 作った人の顔がわからない漬物などを 絶対口にしない人

居酒屋で出された揚げ物にレモン汁を料理全体に勝手にかけてしまう人 

さらに 納豆をほんの数回しかかき回さない人

そして それらが許せない人

雑巾などをきちっと絞りもせずにビシャビシャと台などを拭いて 平然としている人

退出するときに必ずと言っていいくらい ドアをきちんと閉めない人 などなどだ

これは どうやら各々の感性の域というものが関わっているらしい

正解 不正解 というものでもない

気付いていないものは致し方ないのだが

感性やこだわりは 人それぞれだということを 心に留め

気にし過ぎはよくないが 気にしなさ過ぎと 言われないようにしなければと

年をとってこそ そう思う

では、

エンジョイ! こだわり 感性

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