ブログを始めて 3年半
その早々の頃に綴った「大切にしたい言葉 来た道 行く道」の段が
このほど 1,000回の再生を超えた
「子供しかるな 来た道じゃ 年寄り笑うな 行く道じゃ」に由来するもので
子ども時代のイタズラは すぐ忘れてしまうし
年老いての物忘れや痴呆の様子 を見ても
それがいずれは将来の自分であることの想像力に 乏しいということを言いたかったものだ
これに関連して 最近よく耳にする ちょっとイヤな言葉がある
それが「老害」という言葉だ
「老害」とは 歳をとることで周りが見えなくなり
迷惑をかけてしまう年配者のことを指す
漢字の字面からも「老害」は やっぱり良い意味ではない
具体的な年齢の定義はないが 我々シニア世代に使われることが大半のようだ
誰がどう言おうと 自分の意見を曲げず 人の話に耳を傾けようとしない
そんな頑固な態度が 周囲からは扱いづらく
面倒な老人というイメージとなってしまうのだという
スーパーのレジで待たされてイライラ
店員の態度が気に食わなかったり 気に入らないことがあると すぐに怒る
話が長い くどい
若い時の武勇伝や成功した話などを 延々と語ってしまうお決まりのパターンもあるのだとか
そんなことが 今の自分にもないとは限らない などと思いながら
それでも いつも心に留めていることがある
それは 昔の頑固な考えに縛られてはいないだろうか
家族や若い人の話には常に耳を傾ける柔軟性を忘れていないだろうか である
周りへの心遣いを怠らないことはもちろんだが
新しいことに挑戦しようとする意欲を持っている老人
常に感謝の気持ちを忘れない 心優しい年寄りでありたいと
心では常々そう願っている
では、
エンジョイ 来た道 行く道