ジェンダーギャップとは 男女の違いにより生じる様々な格差のことだ
この頃の2020東京オリンピック・パラリンピックでさらに大きな話題となって身につまされる
低迷を続けるジェンダーギャップ指数で 日本は165カ国中120位
この数字を聴くと やはり世界に比べると依然として女性差別はひどいようだ
自分を含め日本の男性は この問題を過小評価し 「男だってつらいんだ」と言っては
逃げ回ってきたような気がする
公的な社会で実権を握る男性たちがこうだから ジェンダーの課題が解決するわけがない
ジェンダーギャップ指数の内訳を見ると 日本は「保健 」の分野は1位で
「出生時の男女比」と「健康寿命の男女比」ともに1位だ。
「教育」分野も 全体では74位だが 「識字率の格差」や「 中等教育率の格差」
などは1位となっている
しかし「経済」分野が114位、「政治」分野が123位で 「国会議員の男女比」では
129位となっていて 「政治」「経済」分野において特に格差の解消が求められる
人は 自分が超えていないハードルには なかなか気づくことができない
また気づかずに暮らせていることもまた特権で ジェンダーギャップが
まさにそういうことなのだろう
自分が経験さえしていないハードルを「高くない」と勝手に断じる男にはなりたくない
男性の仲介も代弁がなくも 女性の声を聴き 改善していくことが
当たり前となる時代がこれからは必ずやってくるに違いない
その日がすぐそこなのか まだしばらく先なのかは 自分たちやその次の世代の人たちの
これからの行動にかかっていると言っていい
せめて自分たちがその端境期であり 今後の社会にはジェンダーギャップによる
差別意識がなくなっていることを祈りたい
では、
エンジョイ！ 男も女も
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