中学からの友人にT Tがいる
中学生になって同じクラスになったのだが 当時から その風貌はちょっとモテ顔ダンデイで
体格はごく普通だが 腕っぷしがすこぶる強い
水泳は平泳ぎが得意で なぜだか自分のクロールよりもいつもタイムが早かった
そんな彼は こともあろうに柔道部に所属していて
なぜか休み時間になると やたらと柔道の関節技を自分に仕掛けてくる変な奴で
一度白目を剥くほどに気絶をさせられたことがあり 今でも忘れていない
むろん あのまま逝ってしまえば覚えていられなかったのだが・・・
そのことを彼は 覚えているだろうか?
そんな学生時代もあってか 彼は今 S県で接骨院を経営している
そして どんな経緯か知らないが これもなぜか大相撲の有名な力士たちや親方たちとも親しく
毎回大相撲のカレンダーやら番付表を自分のところに送ってきてくれる
あの時の罪滅ぼし?ではないだろうが 我が家では老親が根っからの相撲好きとあって
申し訳なく思いつつ そのままタダでグッズをいただいている いつもありがとう
そんな彼が 「HK(自分のこと)は 本好きだろう」と言って この夏 2冊の本を自分にくれた
その本というのが 1,300年間で1人しか達成していないという荒業を
若くして成し遂げた大阿闍梨(おおあじゃり)こと
仙台市秋保の慈眼寺住職 塩沼亮潤(しおぬま りょうじゅん)さん の本だ
その荒業というのが 聞いてびっくりで またすごい
何と 「片道24km 高低差1,300m この山道を16時間かけてたった一日で往復し
9年をかけて 48,000kmに及ぶ行程を休まずに歩き通した」 というから驚きだ
まさに神仏を超越したかのような荒業を成し遂げた住職の口から紡ぎ出される言葉は
何よりも深く 何よりも心に沁みる
ちなみに 長期間にわたり欠かさずといえば 自分にも思い当たる毎日の散歩がある
それは「片道2.5km 高低差約100m の山里を50分ほどで散歩する」というもので
住職の荒業とは比べ物にならないが これが今の自分にできる精一杯の荒業だ
いつしか 山里の小ちゃな大阿闍梨となるべく
毎日の散歩と住職の言葉を反芻して過ごしていきたい
最後にもう一度 TTくん 感動の本をありがとう 本の詳細はブログでまた・・・
エンジョイ 毎日の散歩
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