今までの自分 これからの自分

暮らしの中で

毎日 毎日・・・ そして 何が 何でも

仕事に行かなければならなかった時代が 今では懐かしい

現役時代は 大変な思いもあったが その一方で 

コツコツと働きさえすれば その見返りとして 報酬が手に入った

それもまたそれで 尊いことだったんだと 今にして思う

学業を終えて 社会に出て 天職が得られ

毎日を楽しみながら 続けていけるような そんな仕事を持つことができた人は

世の中に はたして どのくらい いただろうか

人はたいてい 定年退職を迎えると 責任ある役職からは解放されて

その後はやや閑職などを経て 完全に仕事を離れることになる

そうすると それまで自分の働きを認めてくれていた人 自分を尊敬してくれていた人

自分の心の支えになってくれていた人 自分が同じ仲間と思ってくれていた人などを

一気に失うことになることに 気づいた

仕事を辞めるということは それまでの束縛から解放されて

「自由を手に入れる」という最良の機会とも考えられるはずなのに

なぜかすっきりしない自分がいる

65歳頃を過ぎると、 老いてきてはいるとはいえ

体力・気力は十分にあり 試せることはまだまだたくさんある

むしろ 時間的な余裕が増える分 できることも増えていく

この先 20年も30年も生きることを考えれば その数は無限大といってもいい

老齢を迎える65歳以降は 人はやる気成分のセロトニンの分泌が減っていくのだそうだ

なんでもいいから 進んでやりたいことをするようにしないと

人生を楽しむ意欲というものは 湧いてこないものらしい

「自分はこうあるべき」などという理想が 自身を追い込むことのないように

心の老い支度では 物事の受け止め方を変えていくことが大切なようだ

なかなか受け止めにくいかも知れないが

「それはそれ」仲間とともに「まだまだこれから」

「何とかなるさ」の思考で 日々を楽しく過ごして行きたいものだと 考えている

では、

エンジョイ これからの自分

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