春の枝に花あり

暮らしの中で

 

暖かい日が続いたと思えば 一転して冷たい風が吹き

ぐっと季節がもとに戻される

毎年そんなことを繰り返しながら 季節は進んでいくようだ

今年の桜の開花はいつもより1週間から10日ほど早かった

つい最近まで 子どもたちの入学式などに桜の花が咲くなどとは 考えもしなかったことだ

「春の枝に花あり  夏の枝に葉あり  秋の枝に果あり 冬の枝に慰めあり」

これは 内村鑑三の「寒中の木の芽」の詩の一節だが

季節はこうして毎年のように繰り返されて どんどんと

そして先へ先へと進んでいくのだなと改めて思う

目を そして新たな年がまた始まるのだという気分にさせてくれる満開の桜を

これから先に何度 そしてどのくらい どんな心持ちで見ることになるのだろうか

幼年・少年・青年・壮年・老年と人生のステージを段々と積み重ねてきた

決して暗い気持ちではなく その来し方行く末を思うと これもまた実に感慨深い

もうそこまでと思うのか まだまだこれからと思うのかでは 

人生は随分と変わってしまうはずだ

ならば 「もっともっと まだまだ これからも ずっとずっと」と

そんな気持ちにこだわって生きていきたいものだ

では、

エンジョイ! 春らんまん

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