あの情熱は今・・・?

暮らしの中で

昨年のちょうど今頃のことだ

突然に始まった妻の断捨離も 今はひと段落している

ある日 突然始まったのだから ある日突然終わったとしても なんの不思議もないのだが

メラメラと盛り上がったあの時の断捨離熱は 一体どこへ行ったのだろうか

「断捨離」と言う言葉を広く一般化したその元祖は

クラター・コンサルタントのやましたひでこさんで 雑誌や著書としても数多くが残されている

曰く その著書の中で「捨てられない人」の3つの特徴を語っている

先ず一つ目は 「過去・未来」に引きずられている人

それは目の前にある現実から目を背け かつての幸せだった頃に執着してしまい

ついつい昔のアルバムや記念の品が捨てられなくなっている人

あるいは起こりそうもない「万が一のため」を思い 

トイレットペーパーや飲料水などを過剰にストックしてしまうのも

捨てられない人の大きな特徴だそうだ

二つ目は 「他人・世間」に振り回されている人

まだ使えるモノや 買ったはいいもののほとんど使っていない

モノを捨てるとなると 周囲から「片付けられない人」「モノを粗末にする人」

というレッテルを貼られないかと不安になる人だそうだ

特に女性や 完璧主義の人にこうした傾向があると言う

三つ目は「モノ」に囚われている人

われわれの頭はモノを前にすると「(自分にとって)必要か?」よりも

「(このモノは)使えるか?」という基準で取捨選択をしてしまいがちなのだそうだ

この「モノ軸」での思考が 「捨てられない人」の典型的な思考回路なのだそうだ

例えば何年も着ていない服を「まだ着られるから」と押入れにしまったり

ブランド物のショッピングバッグを「せっかくだから とりあえず置いておこう」と溜め込んだり

新しく買い換えたにもかかわらず古い電化製品を「まだ動くから」

と戸棚に保管しておいたりするのだそうだ

これらを聞けば わが家にもみんなアルアルで納得だ

「不意に思い立った断捨離」に 何十年?もかけて 

「捨てられない人」として生きてきた“ど根性”が勝てるはずもない

一時の断捨離熱後 その毎日を見たり その言い訳などを聞いていると

やはりやってもやっても終わらない片付けに 少々落胆の気持ちが込み上げてきているらしく

最近の急激なシフトダウンにつながっているらしい

わが家には 幸いまだ異臭もなく 曲がりなりにも歩く動線も確保されている

押し入れや戸棚もまだなんとか開け閉めできる状況にはあるようなので

この先々 本当に必要に迫られるか かつての断捨離熱がふつふつと湧き上がるまで

もう少し見守るしかないのかも・・・

では、

エンジョイ! 断捨離

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