雨の日というのは多くの人にとってはありがたいことではなく
天気を表現する時にも「天気が悪い」であったり「あいにくの天気」
といったマイナスの言葉を使ってしまう
確かに雨の日のゴルフや旅行は残念な気もするが
晴れの日ばかりで雨の日がなければ花も作物も 実はよく育たない
「晴れた日は晴れを愛し 雨の日は雨を愛す 楽しみあるところに楽しみ
楽しみなきところに楽しむ」これは時代小説作家の吉川英治さんの言葉だ
とても前向きな言葉だが なかなか凡人は その境地に至れない
天気のことばかりではなく 何気ない日常も 気持ちの持ちようでいい一日になったりするもの
いい一日だと思うのも悪い一日だと思うのも すべて自分次第なのだということも教えてくれている
似たようなことばに「日々是好日」という言葉がある
一瞬一瞬を大切に生きなさいという意味の言葉だ
今日という一日は 晴れの日であっても雨の日であっても二度と繰り返すことのできない
かけがえのない一日ということ
今日は 連日厳しい暑さの続いた中休みなのか 午後から雨が降り出し 気温もグッと下がっている
たまにはこんな哲学に耽る日があってもいいのかも
一日一日を大切に 今この瞬間を大切にしながら
これからの時間を過ごしていけたらいいと 凡人ながら思っている
では、
エンジョイ! 降っても 晴れても
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