会話のない夫婦関係 ひびの入った人間関係を修復するには
ほんの小さな声かけや行動でも とにかく積み重ねて行くことが大切なようだ
その一連のことを心理学で「愛情貯金」というのだそうだ
愛情というのは 勝手に湧き出てくるものでもないし
なくなったら勝手に補充されるものでもない
愛情は やっぱり貯金と同じで 努力しなければ貯まらない
自分からも相手からも そこに努力がなければ簡単に減って行ってしまう
この歳になっての実感だが
結婚生活は長くなると 常にベストな関係という訳にもいかない
それから いつでも愛情がたっぷりという訳にもいかない
とかく お互いの忙しさで余裕がなくなってしまうこともあるだろうし
仕事や子育ての方に気持ちを持っていきすぎたりもするものだ
なんだかうまく自分自身の気持ちを保てなくなった時に
夫婦の愛情バランスが少しづつ傾くことなんてことはよくあることだ
「ありがとう」「悪いね」「助かるわ」「頼りにしてる」「さすがだね」・・・
などなど何気ない日常の言葉を積み重ねていくことで 愛情貯金は溜まっていく
たまには 突拍子もない いわゆるサプライズというのもいいかもしれないが
これからもまだまだ ずっと続く夫婦関係には
やっぱり コツコツとか 何気ない
これらの「愛情貯金」というものが 必要だと思っている
その昔 ひどい夫婦喧嘩をしていた時に
今97歳の 父親から言われた言葉がある
偶然か必然かは別として とにかく出会って一緒に暮らすことになった夫婦であれば
その先も これにまさるパートナーはいないんだよと
「元木(もとき)にまさる末木(うらき)なし」の
老親の格言を久しぶりに思い出した
では、
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