こたつを出る時 立ち上がる時「よっこらしょ」や「せ~の」のかけ声は もはや当たり前だ
最近では ペットボトルの蓋が開けづらくなったし
ビールのプルタブの引き上げにも 時間がかかるようになった
若い頃などは 何も考えずにしていた一段飛ばしの階段上りも いつしかできなくなっているし
ほんの50センチいやそれ以下の30センチ程の高さからでも
今は何かにすがらなければ 飛び降りる勇気がどうしても出ない

着替えの際も 立ったままで 下着や靴下・靴が履きずらくなった
先日などは 買ってきた生わさびのチューブを開けようとするのだが
その口を密封する銀紙の端まではつかめるのだが
どうしてもそれを上に引っ張って開けることができないのだ
高齢になるとはこういうことかと 改めて思う
さらに先日の中学の同級会でのこと
同じ時代を過ごしてきた同級生やその知り合いやらが
病気をしただとか 今じゃ歩けないなどとの噂話を耳にした時
不謹慎だが なぜか心の隅でホッとしている自分がいたりする
さらに な~んだ自分だけじゃないんだ

自分の方がまだマシなんじゃないかなどと考えてしまう自分もどこかにいて 何とも情けない
これから先 もっとできないことが増えていくはずだ
できない自分にクヨクヨするのではなく
できることを少しでも長く続けて行けるようにしたいものだ
今さらながら そう考えている
では、
エンジョイ 老々生活

