モットーは健康第一 自分のことは自分で “いやいやまだまだ若いモンには負けん”
などと口にはしないが定番のがんこジジイの気持ちで日々を暮らしているが
年齢とともに低下していく体力は防ぎようがないのか
少子高齢化を背景に再雇用や定年延長などの制度が次々と打ち出され
人生100年時代 生涯現役を貫くことも夢ではなくなってきたとはいうものの
体力 知力 視力 聴力などなど ・・力とつくものは 次第に衰えて行くようだ
それに加えて突如として現れたネット社会のスピード化が
がんこジジイたちと若者である君たちとの間に
図らずも大きな溝を作ってしまったような気がする
これから記すのは 私のようながんこジジイたちの小さな嘆きなので 軽く受け流してほしい
先ず 君たちが普段当たり前のように使用している言葉『やばい』『メシ』『すげえ』という言葉だが
これはあまり好きではない
それから 『・・・って感じ』『・・・とか』『・・・じゃね』
のような語尾あげのあいまい語がどうして使いやすいのかよく理解できない
それから会話の中で、『・・・です』『・・・ではないですか』というべきところを
『・・・っす』『・・・っすか』という言い方もあまり感心しない
近頃は 名詞を短縮化して 『牛丼の吉野家』を『よしぎゅう』
コンビニエンスストアの『セブンイレブン』を『セブン』
『ファミリーマート』を『ファミマ』. 飲食店で言えば『マクドナルド』を『マック』
『ミスタードーナツ』を『ミスド』などと すでに今では若者の間でも高齢者の間でも
誰一人 マック? それどういう意味?というふうにはならないが
恥ずかしながら時々だが理解できない短縮語もちらほらあるのだ(残念~)
抑揚がなく単調 しかも早口 新語を駆使し
短縮語を当たり前のように使う若者言葉を完全に理解できる高齢者は
今は皆無と言っていいのではないか
それは年齢が上がれば上がるほどにそうだ
ちまたでは多くの情報が氾濫し そのために一気に情報が入ると
内容を整理できず理解できなくなってしまう
若者たちよ 我々ジジイたちは必ずしも頑固でわからずやなのではない
一生懸命に対応し理解しようとするが 君たちの言葉がどうしても聞き取りにくく
その意図することを汲み取るのに時間がかかってしまうのだ
君たち世代の会話のテンポは我々が生きてきた時代より格段に早く
その上その早口の会話が聞き取りにくい
できればもう少しでいいから 低い 落ち着いた声で ゆっくりとはっきりと話してくれ
そして同じことを繰り返して話していても 否定をせずに聞いてくれ
それががんこジジイたちのささやかな願いだ
共存共栄 我々も君たちの足手まといとならぬようにし
また参考になる知見は惜しみなく提供して行きたいと考えている
お互いを思いやり豊かな生活を実現するために手を携えてこれからも頑張って行こう
では、
エンジョイ!がんこジジイたち
コメント