カキクケコ人生を 自分も

暮らしの中で

 

最近痛切に感じていることがある

年齢は嘘をつかない

体力というものは だんだんに衰えて行くものだし いつもは気楽そうに見えていても

ちょっと心配事が増えてこようものなら 途端に気力も萎えてくる

それが まさに今の自分かもしれない

今年の春 母親が逝ったり たまたま自分や家族の健康に不安が生じたことなどが重なり

なんだか少しモヤモヤしたものを感じていたのも確か

それを見透かしたかのように「おいさ~、最近ちょっと元気ねえ~んじゃね」

などと複数の友人からも心配される始末

気遣ってもらえるのは それはそれでありがたいことなのだが

自分としたことが何たる不覚

今の年齢などは 高齢者といったところで まだその入り口に立ったばかりだ

弱音を吐くなんてのは早すぎるわなどと 人にはいつもそう言っているくせにだ

そんなタイミングもあり 先日の新聞に掲載されていた投書欄にハッと気付かされた

投書によれば 人は年を重ねれば重ねるほど 「カキクケコ人生」がいいのだそうだ

「カ」・・・関わらない

「キ」・・・気にしない

「ク」・・・苦にしない

「ケ」・・・けちけちしない

「コ」・・・転ばない

だそうだ

まさに今の自分には金言だ

前期高齢者の仲間入りをしたとはいえ 人生はまだまだこれからのはず

やることはいくらもある

下を向いている暇などないのだ

それこそ友人たちに心配をかけぬよう 悟られぬよう

その「カキクケコ人生」を実践していかなければならない時だ

まさに 年を取ったら クヨクヨせずに 前を向け そして常に先へ先へ だ

では、

エンジョイ! カキクケコ人生

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