新型コロナウイルス感染拡大の中で迎えたお盆休み 停滞する活発な前線の影響で
今日もまた雨が降り続き これで7日連続となった 一昨年の台風19号が日本列島を襲った時と
同じように 今回も全国各地で大きな災害が起きていることには心が痛む
お盆休みに晴れ間がなかったなんてことは 幼い頃からもあまり記憶がない それでも今日は
時折だが雨も止み タイミングを見計らっていつもの散歩に出かけた 気温も21℃と
例年の気温より8℃も低い つい最近まで半袖と短パンで歩いていても汗だくだった日々は
どこへ行ってしまったのだろうか こうも展開が早いと 秋が駆け足で迫ってきているように
感じてしまうのだが 暑い夏のこの時期に忘れずに咲く大好きな花がある 自分でも不思議だが
珍しく名前まで知っている花で 今年も庭先や散歩道にきれいな花を咲かせている
その花というのが 夏から秋にかけて誇らしげに咲く「凌霄花(ノウゼンカズラ)」
「百日紅(サルスベリ)」「木槿(ムクゲ)」だ
「凌霄花(ノウゼンカズラ)」の開花時期は6月下旬から9月中旬 中国原産で日本には
平安時代の9世紀頃渡来したらしい オレンジ色の派手な花で つるでどんどんと伸びていく
かなり寿命の長い木で 豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったとされるものが
金沢市にあるそうだが樹齢400年以上でまだ健在らしい 「凌霄花」は漢名からで
「凌」は”しのぐ” 「霄」は”そら”の意味で つるが木にまといつき 天空を凌ぐほど高く
登るところから この名がついたらしい
「百日紅(サルスベリ)」は 樹目の高さは2~10mほどに生長し つやのある濃い緑色の
葉っぱを互い違いに生やす 樹皮が白くなめらかな手触りをしていることが特徴で
猿も滑って落ちてしまうほどツルツルという様子から“サルスベリ”と名付けられたそうだ
花びらの縮れた小さな花がまとまって穂のように咲き 夏から秋まで美しい花姿が楽しめる
「木槿(ムクゲ)」の開花時期は 6月下旬から10月中旬で この3つの中でも少々遅くまで
花を楽しむことができる この花もやはり 中国原産で平安時代に渡来したと言われている
近所の庭先にも植えられてはいるが いつもの散歩道の東電池に向かう道路脇に
白と紫の花が交互に連なって咲いている通りがあり それはそれは見事だ
韓国では国の繁栄を意味する花として 国花にもなっているそうだ
花を愛でる習慣など 自分には昔からなかったはずなのに 歳を重ねてきたせいだろうか
自然とその良さが身に染みる 山里の大自然を身体全体で感じ 山里に住む特別な時間
特別で無料のセラピーをもっともっと体現していきたい
では、
エンジョイ! 夏 大自然
コメント