いつまでも健康で

暮らしの中で

最近になって ワクチン接種がようやく本格化しだしたと思われた昨日

小5の孫2が41℃の高熱を出した まさかと思いつ母親が近くのかかりつけ市立病院へ電話

時間も夕方遅かったこともあり 当院では小児の救急受け入れはできかねるので

解熱剤で様子を見てはどうか それでも心配ならば

佐久の医療センターに連絡してみてほしいとのこと

鎮静化しつつあるとはいえ今も大変なコロナ禍だ さぞや診察も大変かと思いきや

意外とスムーズに受診でき そして処置をしていただき ことなきを得たようだ

佐久市に この佐久医療センター救命救急センターができたのは2014年(平成26年)で

すでに7年が経過している 現在では 医師130名 看護師560名の他

薬剤師・各種技師などを中心に約1200名程の医療従事者の皆さんが働いている

また 長野県の東信地区では唯一の救命救急センターとして ドクターヘリの運行もなされている

佐久市はこうした優れた病院施設があることや 県下でも最も長寿者が多い自治体で

あることなどを背景に いち早く健康文化都市を宣言して 内外にPRを図っている

普段は 限界集落に近く 生活にいつも不甲斐なさを感じているここ山里だが

意外にもその恩恵は十分に得ているのだなと感じることもある

これは昨年のことだが 母親が当時突然倒れ 救急車の救急士の判断でドクターヘリを

招請することによって助かり 今なお入院しているがその命を長らえさえてもらっている

この山里から医療センターまでは 距離にして20km 車で行っても約40分はかかる

しかしドクターヘリは約4分でここ山里までやってくる しかも医師2名をヘリに乗せてだ

まさに病院ごと この山里にやってきてくれるのと一緒だ

到着と同時に救急の適切な診療と処置を終え 再びドクターヘリに乗り病院に着くまでには

大方の治療と病院への入院受け入れ準備を完璧に終えているのだから見事という他はない

近年 核家族化が進み また祖父母の多くは仕事を続けているし

身近に育児を手伝ってくれる人を見つけるのは難しくなり

子育て不安の軽減は課題となっているらしい

救急医療の現場では受診患者と医療スタッフの「対立構造」が生まれてしまっているのも事実だ

今回の孫2の件ではないが 不安になって保護者が時間外に救急外来を受診すると

「こんなに軽い症状なら夜ではなく日中に来て」と言われたり 逆に

「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ」と言われることもしばしばあるようだ

一方で 救急医療現場では増加する救急患者の診療に追われ

今はコロナも加わりさらに現場は疲弊しているのも承知している

佐久市では この救急医療センターができたのを契機として 両者のストレスを軽減するため

またお互いの認識を近づけるための「教えてドクター!プロジェクト」をスタートさせ

現場の大変な状況改善とともに 子どもが病気になったときの保護者の不安解消のための

取り組みを早くから行っていると聞き 意外とうまく取り組めていることに

ホッと胸をなでおろしている

少子高齢化はますます進み 医療現場の逼迫も 核家族化も同時進行が続く

我々シニア世代にも何かできることはないかと 思うことがしばしばある

ピンピンころり 健康でいること 若い世代におんぶに抱っこではなく

自分のできることは自分で その気持ちをいつも忘れることなく 暮らしていきたい

では、

エンジョイ! 人生は健康で生き生きと

コメント

タイトルとURLをコピーしました